足は足で難しいことがわかりました。
「足像のある静物1」 ホワイトワトソン、アクリル絵具/クリアジェッソ/オイルパステル/色鉛筆、540×465mm
F10ホワイトワトソンブロックに、鉛筆で下描きし、アクリル絵具3色で明暗をつけ、クリアジェッソを塗ってから、さらにオイルパステルで色を加え、黒・茶・白の色鉛筆で境界線を補いました。主に、手前にあるもののタッチや彩度を上げるためにオイルパステル(クレパス)を使いました。いつもよりビビッドな絵になったかなと思いますが、手前の布が単調になってしまったのがちょっと残念。オイルパステルはキワがぼやけて曖昧になりやすいので、スタイラス(転写用に先が丸くなっている鉄筆)で削って調整しました。いつものように、足やグラスや水差しの形が難しく、時間がかかりました。
以下、途中経過を紹介します。
1.鉛筆の下描き。
2.アクリル絵具(リキテックス)のブロンズイエローとレッドオキサイドで薄く着彩。
3.コバルトブルーで着彩。
4.上記3色でさらに明暗を調整。
この後、オイルパステルで着彩しました。手前の薄い色の布を、この段階でもっと暗くしておけば、仕上がりが面白くなったかもしれません。