ふくろう絵本屋

福井美佳です。私の活動を紹介します。

水彩画「Lion / Lutist」

古くからある楽器だそうです。

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「Lion / Lutist」ワトソン、コピックマルチライナー/水彩絵具、257 x 364mm

アルファベットブック用に描きました。ライオンのリュート奏者です。Lの形を表しています。この絵では、どんな楽器かよくわからなくてごめんなさい。リュートは、ギターやバイオリンなど弦楽器の祖先のようなものらしいです。生の演奏をみたことはありませんが、明るくて、かろやかな音がしそう。Lではじまる楽器って、本当に少ないんですよね。リュートの絵は、ルネッサンス以降の超有名な画家も描いているので、なんかもう、申し訳なくて。出直してきます〜。

ライオンもたてがみが見えないと、ライオンらしくないものですね。威厳はなくなっちゃいましたけど、一生懸命弾いている感じは出ていますかね?

水彩画「Fox / Flutist (Flautist)」

後ろ姿になっちゃいました。

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「Fox / Flutist (Flautist)」ワトソン、コピックマルチライナー/水彩絵具、257 x 364mm

アルファベットブック用に描きました。狐のフルート奏者です。Fの形を表しています。以前「笛吹き ふうた」を描いたので、Fは楽勝と思っていたのですが、ラフを描く前になって、普通にフルートを構えるとフルートが左になることに気がつきました。それではFになりません。仕方ないので、後ろからの構図に変えました。お客様に後ろ姿を見せるのは失礼ですが、自慢のしっぽを見せたいので、後ろ姿もちょこちょこ見せながら演奏しちゃいます。Xerusと同じですね。

今日は、府中市美術館の藤田嗣治展を見てきました。明日までです。学生時代の成績はふるわなくて、第一次大戦直前にフランスに渡って、仲間と切磋琢磨して、独自の表現を模索して、多量の絵を描いて、世界中を旅して、新しい表現に挑戦し続けて、、、。画家のお手本のような方だったようです。独特な乳白色の下地、流麗な輪郭線、薄いのにしっかりと明暗がついている人体、表情、シックな色づかいも独特です。とにかく勉強になりました。特に、猫の形や明暗は穴があくほどみてしまいました。一番、心をつかまれたのは「猫 闘争」という一枚です。さまざまな表情のたくさんの猫が、暗く奥行きのある空間に躍動しています。パリの寵児になっても、日本ではいまいち評価されなかった藤田さんが、第二次世界大戦中の戦争絵で、はじめて日本人の心に寄り添う創作を行います。それが裏目に出て、戦後は一転、追われるように日本を出て、二度と帰国することはなかったそうです。日本を出る前に「絵かきは絵だけ描いてください」「仲間げんかはしないでください」「日本画壇は早く世界水準になってください」という言葉を遺したということです。こんな絵をみてしまうと、改めて、自分の絵を公開するのが恥ずかしくなりますが。。。私もこれから、もっと絵を描いて、けんかをせず、世界水準を目指したいなと思います。

水彩画「Dog / Djembe player」

ジャンベ(ジェンベ)奏者は英語でなんて言うんでしょ。Djembefola(Djembeの神様)を名乗るのは、ややおこがましい気がします。

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「Dog / Djembe player」 ワトソン、コピックマルチライナー/水彩絵具、257 x 364mm

アルファベットブック用に描いた、犬のジャンベ奏者です。Dに見えますか?一応、ゴールデンレトリバーを描いたつもりなのですが、耳が長すぎました。あと、ジャンベが小さすぎましたね。

ゴールデンレトリバーは、明るくて元気がよいイメージなので、ジャンベ奏者にふさわしい気がします。今日、楽器屋さんで小さめのジャンベをみつけて、ほ、ほしいと思いました。毎回、同じこと書いてますね。もともと、お祭りのお囃子も大好きなんですが、バチを使わず素手でたたくジャンベには、時間を忘れて叩き続けられそうな魅力を感じました。アルファベットブック26文字描き上げる頃には、部屋が楽器でいっぱい、なんてことにならないように気をつけなくては。

ところで、子どもの頃、柴犬のミックスがうちにいました。真っ白でほわほわしていて美犬でした。名前はなんとラッシー!懐かしい響きです。

水彩画「Alligator / Accordionist」

ワニに見えません、、、。

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「Alligator / Accordionist」 ワトソン、コピックマルチライナー/水彩絵具、257 x 364mm

アルファベットブック用に描いた、ワニのアコーディオン奏者です。Aの形にしたかったのですが、何がなにやらわかりません。手を入れます〜〜。(追記:ちょっと修正しました)

ワニは動きが速くて、遭遇したくない動物です。アリゲーターの方が、クロコダイルよりは温厚そうなイメージですけど。Wikipediaさんによると、アリゲーターは口元に丸みがあるようです。だとしても、こんなに身体まで太ったアリゲーターはいないかもしれません。何かおなかに入っているのかしら?

アコーディオンもいろいろな種類があるようですね。これは、鍵盤の代わりにボタンがついているタイプです。鍵盤のついた大きなアコーディオンより、扱いやすそうにみえます。以前から、小さいアコーディオンが欲しいなと思っています。持ち歩きができる鍵盤楽器に憧れがあるようです。のど自慢に出演してらした横森良造さんのように、どこでもさっと演奏できて、なんでも描ける人になれたらいいでしょうね。なんて、自分が何を目指しているのかわからなくなってきました。

水彩画「Cat / Conductor」

昔、うちにキジ猫がいました。

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「Cat / Conductor」 ワトソン、コピックマルチライナー/水彩絵具、257 x 364mm

アルファベットブック用に描いた、猫の指揮者です。Cの形にしたいのですが、ちょっと腕細かったですかね。それに、指揮者っぽく見えませんよね。こんなポーズで、うまく演奏があわせられるでしょうか。指揮者には、もっと真剣味や情熱が欲しいかもしれません。猫の性格にはあっていないのかしら。

うちのキジ猫の名前は、ペロといいました。「長靴をはいた猫」が大好きだったんです。石川進さんの声も好きでした。この話を書き始めると長くなりそうです。絵をなおします!

水彩画「Bear / Bassist」

ベース奏者って本当にかっこいいですよね。

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「Bear / Bassist」 ワトソン、コピックマルチライナー/水彩絵具、257 x 364mm

アルファベットブック用に描いた、熊のベーシストです。熊って、もともと形がBに似ていますよね。ベース(コントラバス)もBに似ているし。描きやすそうなイメージがあったのですが、ベースの形が難しかったです。

熊というと、ディズニーのアニメーション映画「ジャングルブック」を思い出します。底抜けに明るくてポジティブな熊のバルーと、心配性のバギーラが好きでした。音楽もぴったりですよね。本当は、そんな性格じゃないのかもしれませんが、熊さんってなんとなく明るくてユーモラスで音楽好きな印象があります。ディズニーランドにも、熊の楽団のアトラクションがありますよね。久しぶりにジャングルブックを見たくなりました。そういえばフルCG版も出たんでしたっけ。

水彩画「Tiger / Trombonist」

トロンボーンは形もおもしろいけど、音が好きです。

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Tiger / Trombonist」ワトソン、コピックマルチライナー/水彩絵具、257 x 364mm

アルファベットブック用に描いた、トロンボーン奏者の虎です。ずいぶんスリムになってしまいました。前足が長いので、トロンボーンは得意そうです。大きな金管楽器は、かっこいいですよね。ただ、トロンボーンはどういう形なのかいまいちよくわかりません。たぶん、もうひとまわりかふたまわりぐらい、手元のパイプが細かく回っているように思います。

ところで、昨日買ったハーモニカが届きました。13穴複音ハーモニカ(スズキのハミングメイトSU-13M)のC調です。小さいので、これなら、ハムスター二匹で持ち上げられそうですし、かじられても大丈夫そうです。絵を描くのを忘れて、さっそく、説明書に載っていたハ長調の曲をいろいろ吹いてみました。音もきれいだし、手軽だし、ハーモニカは楽しいです!なんだか描く楽器、描く楽器、全部欲しくなっちゃいそうです。トロンボーンをぽちっと買ってしまわないように気をつけなければ。

水彩画「Hamster / Harmonicist」

なぜ4匹も必要なのか、下の2匹はちゃんと持ち上げられるのか、気になります。

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「Hamster / Harmonicist」ワトソン、コピックマルチライナー/水彩絵具、257 x 364mm

アルファベットブック用に描きました。Hの形を表しています。ハーモニカ奏者のハムスターです。まんなかの音を鳴らす時に、バランスを崩しそうで少々心配です。でも、ハーモニカってわかりませんよね。言い訳がましいのですが、写真でみるとハーモニカの後ろ姿ってハーモニカっぽくなくて、、、。とりあえず、amazonでぽちっとしてみました。明日になれば、ハーモニカの本物がやってくるので、ハーモニカらしく描くヒントがつかめるかもしれません。

以前、うちにもハムスターがいました。慎重で恐がりなのに、新しいことに果敢に挑戦する、すばらしいハムスターでした。夜の間に、がらっと部屋の模様替えをしていたり、発想が斬新で効率的で、驚かされることがたくさんありました。ほ乳類ってすごいなと改めて感じてました。いつかまた、ぴーちゃんに会えるかな。

水彩画「Monkey / Marimbist」

マリンビスト、と読むのでしょうか?

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「Monkey / Marimbist」ワトソン、コピックマルチライナー/水彩絵具、257 x 364mm

アルファベットブック用に描きました。Mの形を表しています。猿のマリンバ奏者です。肩に力が入りすぎちゃって、うまく演奏できるか心配ですね。演奏前に深呼吸した方がよさそう。この絵のモデルはニホンザルです。本当は、もっとむくむくふわふわしていて、色もグレイッシュなはずですよね。いろいろなおしたいところが満載です。いつも、完成度が低い絵を公開しちゃって申し訳ありません。機会をみて差し替えます。

アルファベットブックは、あと16文字で完成です。アルファベットが揃ったら、自分の名前を並べてみたり、いろいろ楽しめそうです。年内完成を目指します。

水彩画「Panda / Pianist」

驚くほど地味になってしまいました。

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「Panda / Pianist」 ワトソン、コピックマルチライナー/水彩絵具、257 x 364mm

アルファベットブック用に描きました。Pの形を表しています。ピアノは白黒だから、パンダ!って安易すぎましたかね。でも、身体が大きいからピアノもうまそうな気がしたんです。人気者のパンダさんなのに、地味な絵になっちゃって申し訳ないです。

パンダを実際にみると、すっごく大きいので驚きます。数年前に上野動物園でみかけたときは、落ち着いて笹をゆったり食べていて、大人だなーっと思いました。いつか、子供のパンダがころころかけまわっているところも、間近でみてみたいですね。

昨日の講評の最後に、先生方から、「講評が何のためにあるのか考えてください。明日から何をするかが重要です」とのコメントをいただきました。本当にそのとおりです。今日から冬休み。たとえだめでも、毎日絵を描きます!アルファベット制覇まで、あと17文字です。