ふくろう絵本屋

福井美佳です。私の活動を紹介します。

パステル「サンタさんと象」

輸送力がありそうです。

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「サンタさんと象」 キャンバス、パステル用下地剤/パステル、100×148mm

ポストカード大のミニキャンバスに、パステル用下地を塗って、パステルで下地を塗って、パステル色鉛筆で描きました。密林の中にたくさんのプレゼントを運ぶのに、象さんに協力してもらっているようです。サンタさんがものすごく暑いんじゃないかと心配です。一応、上着は脱いでいらっしゃいますが、帽子と手袋と長靴は着用したままです。南国に行くときはクールビズで、とお伝えしたいですね。

クリスマスは過ぎてしまいましたけど、プレゼント用の絵を何枚か描いたので、なくなるまで紹介させてください。ごめんなさい〜。

小さいキャンバスは、手に取ってみるとかわいいんですよ。小さなイーゼルに載せたり、壁に何枚か並べて飾られたものをみると、おもむきがあります。アートとクラフトの間ぐらい、ちょうどよいバランスなのかもしれません。飾るんだったら、ハガキの縦横比より、正方形の方がおさまりがよい気もします。ミニイーゼルを買って試してみます。

Merry Christmas, world.

I wish your

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"Merry Christmas"  ワトソン、コピックマルチライナー/水彩絵具/photoshop

今年のクリスマスカードは、動物音楽家のアルファベットで作りました。フォントとしては、不揃いで読みにくいと思いますが、並べてみたかったんです!worldのところは、差し上げる方の名前をいれました。名前によって、並ぶ動物が変わって面白いなぁと思いました。長い名前は楽器がたくさん入って得です。「world」ユニットは、口笛とオカリナとリコーダーの笛隊と、リュートジャンベで素朴な音楽を奏でそうですね。

パステル「サンタさんとハムスター」

何をもらったんでしょうね。

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「サンタさんとハムスター」 キャンバス、パステル用下地剤/パステル、100×148mm

ポストカード大のミニキャンバスに、パステル用下地を塗って、パステルで下地をいれて、パステル色鉛筆で描きました。パステルの下地を暗くしすぎたせいか、ハムスター君が明るくならず、ぼんやりしちゃいました。明暗の幅はもっと気をつけたいと思います。

ハムスター君は、サンタさんに何をもらったんでしょうね。食べ物でしょうか。なんでも口の中にいれて運搬するハムスター君ですが、さすがにこの大きさの箱は、口に入らない気がします。たぶん、まずリボンをかじって巣に持って帰り、次に箱をかじって穴をあけ、中身を取り出すのでしょう。素晴らしい働きぶりが目に浮かぶようです。

来年は、口に入るサイズの箱にいれてプレゼントしようと決心する、サンタさんでした。

パステル色鉛筆「サンタさんと港町」

夜景が暗すぎたかもですね。

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「サンタさんと港町」 キャンバス、パステル用下地剤/パステル色鉛筆、148×100mm

ポストカード大のミニキャンバスに、パステル用下地を塗って、パステル色鉛筆で描いてみました。丘の上から港町を見下ろすサンタさんです。街の灯りの数と比較すると、サンタさんの持っている袋では、プレゼントの量が少ない気がします。四次元ポケットのような袋なのかもしれません。がんばってほしいです。

こんな拙い絵を見てくださる人がいるなんて、本当にありがたいと思っております。今夜はまた冷えてくるみたいですね。お出かけの人は大変ですね。みなさま、体調を崩されないようにお気をつけください。私は今日はおうちでぬくぬく絵を描きます。

パステル色鉛筆「おとちゃんとポチャ」

犬のつもりなんです。

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「おとちゃんとポチャ」 キャンバスボード、パステル用下地剤/パステル色鉛筆、140×180mm

小さいキャンバスボードを見つけたので、パステル用下地を塗って、パステル色鉛筆で描いてみました。古い素材集の写真をもとにかきました。結論から言うと、サムホールと比べて小さいから楽ということはなく、写真を見たから楽ということもありませんでした。特に、このなぞの生物はなんでしょう。絵を描いているとときどきなぞの生物を作り出してしまいますが、いくらなんでも、こりゃあかん!修正して差し替えますね〜〜。(追記:やはり謎の生物のままですが、差し替えました)

最近、毎日更新したいと思いつつ、次の日になってしまうことが増えてきちゃいました。ごめんなさい。明日から改めます〜。

パステル色鉛筆「おとちゃんとクリスマスツリー(改訂)」

だいぶ変更しました。表情がかたくなっちゃったかな。

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「おとちゃんとクリスマスツリー(改訂)」キャンソンミタント、パステル色鉛筆、227x158mm

おとちゃんがさらに大人っぽくみえます。クリスマスソングをハミングしながら、飾り付けをしているところかな。お料理のお手伝いもしないといけないし、クリスマスカードも作りたいし、準備で大忙しのところです。

先日、ここに公開した絵から、おとちゃんの顔や猫を明るくしたり、セーターやもみの木の明暗の差など、細かいところが変わっています。先生も手直ししてくださいました。なんだか申し訳ない。もっといろいろ手を入れたいところもあるのですが、クリスマスになっちゃいます!この絵はここまでにして、新しい絵を描こうと思います。

 

水彩画「アルファベット動物音楽家」

とりあえず、アルファベット26文字をならべてみました。

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「アルファベット動物音楽家」 ワトソン、コピックマルチライナー/水彩絵具/photoshop

アルファベットではじまる音楽家の動物で、アルファベットの形を表現しました。文字の高さをそろえて、全部並べてみました。何の動物かわからないとか(特にPRSはひどい)、何やってるかわからないとか、横に飛び出ていると文字間が空きすぎるとか、いろいろと不具合はありますけど、色味はなんとなく揃ってみえますね。自分の名前とか、イニシャルとか、作ってみるとおもしろいかも。私は、Monkey Iguana Kangaroo Alligator です。

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こんなのもできます。

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Panda Panda Alligator Panda です。

 

水彩画「Zebra / Zitherist」

ついに、26文字描きました!修正したい文字は多々あれど、ひとまず、万歳〜。

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「Zebra / Zitherist」 ワトソン、コピックマルチライナー/水彩絵具、257 x 364mm

アルファベットブック用に描きました。シマウマのチター奏者です。 Zの形を表しています。Zではじまる動物と楽器というと、ほぼ選択肢がなかったので、誰でも同じ構図になりそうです。たてがみとチターの部分が飛び出ているので、変更するかもしれません。

チターは、オーストリアやスイスなどでポピュラーだった楽器のようです。エビスビールのCMにも使われている、映画「第三の男」の主題歌が有名ですね。弦が30本以上あるようなんですが、蹄のシマウマさんにどうやって演奏してもらえばいいか、考えてませんでした。右の蹄に、5本のつけ爪をつけてつま弾くのでしょうか。

26文字のアルファベットの動物を描くのはすごく楽しかったです。ここまで、ご覧になってくださったみなさま、おつきあい下さってありがとうございます。でも、描けばいいってもんじゃないですよね。おもしろいアイディアを考えて、再度描き直すことをすすめられてしまいました。やはり、絵柄が安易すぎたかもしれません。もっとおもしろい絵になるように、ブラッシュアップをつづけてまいります。でも、まずは、全文字並べてみようかな。

水彩画「Yak / Yodeler」

ヨーデルといえば、「アルプスの少女ハイジ」ですね。

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「Yak / Yodeler」 ワトソン、コピックマルチライナー/水彩絵具、257 x 364mm

アルファベットブック用に描きました。ヤクのヨーデル歌手です。Yの形を表しています。Yのついた動物や楽器はあまりなかったので、なんとか見つけられてほっとしました。ヨーデルは、アルプス地方(主にスイス)でポピュラーな歌唱法のようです。ポケットに手を入れて歌うという決まりを作っている団体もあるようなので、ヤクさんにもポケットに手をいれてもらいました。ハイジのオープニング曲の最初にもヨーデルが入っています。あと、ミュージカル「Sound of Music」の「Lonely Goatherd」もすばらしい曲です。家庭教師役のジュリー・アンドリュースと子供たちが、羊飼いやヤギの人形を操りながらヨーデルをまじえて歌います。身近な人たちのために小さな演奏会をするということ自体にも憧れました。ヤクは、カシミールチベット地方の高いところに住んでいる牛の仲間だそうなので、アルプス地方のヤギとちょっと似たような雰囲気を感じます。身体が大きいので裏声もきれいでしょうね。

水彩画「Vicuna(Vicugna) / Violinist」

ラマやアルパカと親戚関係の動物のようです。

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「Vicuna(Vicugna) / Violinist」 ワトソン、コピックマルチライナー/水彩絵具、257 x 364mm

アルファベットブック用に描きました。ビクーニャのヴァイオリン奏者です。Vの形を表しています。Vで始まる動物は種類が少ないようです。ビクーニャは、世界動物大図鑑にのっていました。南アメリカの草原にたつ、さわやかな写真が印象的です。首の下の、長い白い毛が特徴だそうです。ビクーニャの毛は、高級な毛織物に使われているとか。ヴァイオリンはお金がかかりそうな楽器なので、ぴったりかもしれません。さすがに、蹄では演奏しにくいかと思いますが、風にふかれながら、美しい旋律を奏でて欲しいです。

Vがつく楽器ということで、ヴィオラにしようかヴァイオリンにしようか迷いました。でも、私の画力では描き分けは不可能な気がしまして、よりポピュラーなヴァイオリンを描くことにしました。ヴァイオリンの演奏者を描くと、なぜかみんなこういう表情になっちゃうんですよね。ヴァイオリンは、好きな曲がたくさんあります。ピアノと一緒に演奏する曲でも、ベートーベンのスプリングソナタとか、ブラームスの雨の歌とか、ピアノトリオもカルテットもクインテットも、たっくさん名曲があります。また、ドラマチックな効果も抜群です。「世紀末の詩」というドラマの中で、千住明さん作曲の「The Last Song」や「悲歌」を聴いたときは、強く感情をゆさぶられました。生演奏はさらに破壊力があります。ホールに響き渡る音の圧倒的な存在感は、ずっるいよな〜〜と思います。