「おとちゃんのおとさがし」の手製本版を9月の学園祭に出展しました。朗読音声をつけた簡単な動画を作って、YouTubeにも今日公開しました。はなさんが、おとちゃんがのりうつったかのように朗読してくれました。
YouTube動画:
朗読:福井 花 Hana FUKUI
日本大学芸術学部演劇学科在学 こまばアゴラ演劇学校・無隣館
Twitter:https://twitter.com/chibidirector
FB: https://www.facebook.com/hana.fukui.3
手製本版 B5判(表紙と開いたところ):
原画は、本文見開き15枚と表紙はB3、扉と奥付はB4の紙(アルシュ)に、アクリル絵の具で描きました。下地に、リキテックスのテクスチャーメディウム(セラミックスタッコ、ナチュラルサンド、ブレンデッドファイバーなど)も使っています。原画の写真を撮ってPCに取り込み、photoshopでレベル調整を行い、illustratorで文字を割り付けました。本文は自宅でセミ光沢紙(A3)に印刷してカットし、表紙は学校のプリンタで布に印刷して、自宅で数冊製本しました。動画のDVDもつけました。手製本は時間がかかりますが、表紙の手触りがよくて気に入っています。第0版を作ったのが去年の夏休み、それから第1版の完成まで1年かかってしまいましたね。
大きな反省点は、二つ。主人公のおとちゃんの顔がページごとに別人のように変わることと、長い文章を削ったせいか話がわかりにくくなったこと。次回作はもう少しがんばります。
絵本の製本手順は、以下をご覧ください。