インドの登山鉄道に乗ってみたくなりました。
「Parade Urial-Vicuna(Vicugna)」 アルシュ、コピックマルチライナー/水彩絵具、420 x 300mm
アルファベット動物絵巻の3巻の2つ目です。左はウクレレを演奏しているウリアルでUの形、右はバイオリンを演奏しているビクーニャでVの形を表しています。左はインドの山岳地帯、右は南米のアンデスっぽい背景にしてみました。空気感を出したかったんですが、修行が足りませんでした。左上方に山岳鉄道を描いたのですが、この大きさでは見えませんね。ごめんなさい。絵巻物が完成したら、公開方法を考えます。
似たような高地に住む動物ですが、ウリアルは羊で、ビクーニャはらくだのような顔をしています。両方とも、蹄なのに弦楽器に挑戦しているところが、すばらしいです。特に、ウクレレのハワイっぽさをインドに持ち込んだ、ウリアルのチャレンジ精神は見習いたいですね。どんな楽器を演奏するかは、もともとの生まれ育った環境だけではなく、縁や運命のようなものも関係すると思うのです。向いてなさそうな楽器でも、その人なりの表現につながることもあったりする、かも。ウリアルには、ウクレレとの出会いを大切にして欲しいですね。なんて、上から目線ですみません。