公園の奥で静かな場所を見つけました。
「苔むした秋の森」 シリウスイラストボード、鉛筆/水彩絵具/パステル、297 × 210mm
水彩絵具とパステルを組み合わせて描いてみました。鉛筆でアタリをとったあと、水彩絵具で明暗を合わせながらざっと着色して、パステルで細かく着色しました。パステルで暗さや細かい形が描ききれないところがあったので、さらに水彩絵具で補って、またパステルに戻ってと、3回ほど繰り返しました。実験のつもりで併用してみたのですが、水彩絵具の透明感を活かしつつ、不透明なパステルの暗さ、明るさ、乾いた調子、パステル鉛筆の細い線など、いろいろな表現が使えるので面白いなと思いました。また、パステルを塗ったあとに水や水彩絵具を筆で塗ると、パステルが溶けて混ざっていい感じにぼけたり、キワがくっきりしたりします。併用の効果は他にもありそうです。紅葉の重なったあたりは、もっといろいろな色で重ねて描くといいかもしれませんね。次は、大きな紙に描いてみようかな。