日本画の体験授業で描いた作品です。
「百合」 麻紙、水干/ 岩絵具/ 墨、257 × 364mm
去年の夏休みに、日本画科以外の学生むけの体験授業を受けました。4日間ほどで、百合のデッサンから着彩まで一通り教えていただきました。にかわや胡粉や岩絵具など、画材も独特です。いろいろな色の絵具を何度も重ねていくのですが、なんともいえない透明感がでます。立体感の付け方も、西洋風とはちょっと違うのかも。この絵でも、開いている百合はしっかり立体感をつけて、つぼみなどは実物よりも薄めになるように、先生が手直ししてくださいました。量感にも、めりはりをつけるといいのかもしれません？あとは、やっぱり、デッサンが重要のようです。
日本画の学生さん達の描く大きな絵は、色も形もきれいで、いつまでもながめていたいなと思います。デッサンが上達したら、一度、日本画の大きな絵を描いてみたいなと、ひそかに憧れております。
